膵臓は胃の後ろにある長さ約20cmの細長い臓器で、消化液(膵液)を分泌する外分泌機能と、血糖を調節するインスリンなどのホルモンを分泌する内分泌機能の2つの役割を担っています。膵臓がんの多くは膵管に発生し、その大部分は腺がんという組織型です。
肝臓、胆道系の病名
肝臓、胆道系の病名
膵臓は胃の後ろにある長さ約20cmの細長い臓器で、消化液(膵液)を分泌する外分泌機能と、血糖を調節するインスリンなどのホルモンを分泌する内分泌機能の2つの役割を担っています。膵臓がんの多くは膵管に発生し、その大部分は腺がんという組織型です。
脂肪肝とは、肝臓の細胞の5%以上に脂肪が蓄積した状態を指します。従来は「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」およびその進行型である「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」という名称が用いられてきましたが、2023年にこれらの疾患概念は見直され、「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」および「MASH(その進行型)」へと変更されました。
この変更の背景には、「脂肪」や「アルコール」といった言葉による偏見(スティグマ)を避ける目的があります。MASLDは、肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧といった代謝異常を背景に発症する脂肪肝を指し、より病態の本質を反映した名称となっています。
脂肪肝は初期には単なる脂肪の蓄積にとどまりますが、放置すると炎症が起こり(MASH)、さらに線維化が進行して肝硬変や肝がんに至る可能性があります。日本では成人の約4人に1人が該当するとされ、非常に頻度の高い疾患です。
急性胆のう炎とは、胆嚢(胆汁をためる袋)に急に炎症が起こる病気です。多くの場合、胆石が胆嚢の出口をふさいでしまうことで発症します。
一方、急性胆管炎は、胆汁の通り道である胆管に細菌感染が起こる病気で、胆石などにより胆管が詰まることによって発症します。胆嚢炎と似ていますが、より全身に影響が及びやすく、重症化しやすいのが特徴です。
どちらも早めの診断と治療が重要で、特に胆管炎は対応が遅れると命に関わることもあるため注意が必要です。
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