食道・胃の病名|なおこ胃腸内科クリニック|鹿児島市薬師の消化器内科・内視鏡検査・一般内科

〒890-0042鹿児島市薬師2丁目43-32 井上ビル2F

099-252-5001

WEB予約 LINE予約 発熱外来WEB問診
内観

食道・胃の病名

食道・胃の病名|なおこ胃腸内科クリニック|鹿児島市薬師の消化器内科・内視鏡検査・一般内科

逆流性食道炎

胃食道逆流症(Gastro Esophageal Reflux Disease:GERD)とは、胃の内容物、特に胃酸が食道へ逆流することによって、胸やけなどの不快な症状を引き起こしたり、食道の粘膜に炎症(逆流性食道炎)を生じたりする病気です。
GERDは一つの病態ではなく、いくつかのタイプを含む概念です。内視鏡で食道にびらんを認める「逆流性食道炎」、内視鏡で異常がないが症状がある「非びらん性逆流症(NERD)」、さらに症状がないにもかかわらず食道炎が存在する場合も含まれます。このように、症状と内視鏡所見が一致しない点が特徴です。
近年は患者数が増加しており、成人の約10~20%が該当すると考えられています。

バレット食道

バレット食道とは、胃酸や胆汁の逆流が長期間続くことで、食道の粘膜が本来の扁平上皮から円柱上皮へと変化した状態です。主に胃食道逆流症(GERD)が原因で起こり、胃カメラ検査によって診断されます。日本では、食道胃接合部より口側に円柱上皮が認められる状態をバレット食道と定義します。バレット食道は長さによって分類され、3cm未満の短いものをSSBE(short segment Barrett食道)、3cm以上の長いものをLSBE(long segment Barrett食道)と呼びます。日本ではSSBEが多く、LSBEは比較的少ないとされています。

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia:FD)とは、胃カメラなどの検査で胃がんや胃潰瘍といった明らかな異常が見つからないにもかかわらず、みぞおちを中心とした不快な症状が慢性的に続く病気です。
この病気の特徴は、「検査では異常がないのに症状がある」という点にあります。従来はこのような症状が慢性胃炎として説明されることもありましたが、現在では胃の炎症の有無と症状は一致しないことが明らかとなり、機能性ディスペプシアは慢性胃炎とは別の病気として扱われています。
また、ピロリ菌感染がある場合には、その影響による症状の可能性もあるため、機能性ディスペプシアとは区別して評価することが重要です。

アニサキス症

アニサキスは魚介類に寄生する寄生虫で、白い糸のような見た目(2〜3cm程度)をしています。サバ、アジ、サンマ、イカなどに多くみられます。
この幼虫が付いた魚を、生や加熱・冷凍が不十分な状態で食べると、胃や腸の壁に刺さり発症します。日本では刺身や寿司の習慣があるため注意が必要です。

胃がん

胃がんは、胃の内側の粘膜から発生する悪性腫瘍です。日本では依然として罹患数の多いがんの一つであり、男女ともに発症がみられます。

ヘリコバクター・ピロリ感染症

ヘリコバクター・ピロリ感染症とは、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が胃の粘膜に感染し、慢性的な炎症を引き起こす病気です。ピロリ菌は胃酸の中でも生存できる特殊な性質を持ち、胃の中に長期間とどまります。感染しても初期には自覚症状がないことが多く、知らないうちに感染が持続していることも少なくありません。
この慢性的な炎症は、時間の経過とともに胃の粘膜を傷つけ、さまざまな疾患の原因となります。特に重要なのは、ピロリ菌が胃がんの最大の原因であると考えられている点です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、胃酸や消化酵素の影響によって、胃や十二指腸の粘膜が深く傷ついてしまう病気です。
通常、胃や十二指腸の粘膜は粘液や血流によって守られていますが、このバランスが崩れると粘膜が傷つき、潰瘍ができてしまいます。
多くの場合はお薬で治すことができますが、進行すると出血や穿孔(穴があく状態)を起こすこともあるため、早めの対応が大切です。

胃粘膜下腫瘍

胃の壁は、内側から粘膜、粘膜下層、筋層、漿膜といった層構造になっています。一般的な胃がんは一番内側の粘膜から発生しますが、胃粘膜下腫瘍はそれより深い層、主に粘膜下層や筋層から発生する腫瘍の総称です。
そのため、胃カメラで観察すると表面は正常な粘膜に覆われており、なだらかに盛り上がった「山」のような形に見えるのが特徴です。自覚症状がないまま、健診や内視鏡検査で偶然見つかることが多い病変です。

胃ポリープ

胃ポリープとは、胃の粘膜にできる隆起性病変のことを指します。いぼのように粘膜が盛り上がった状態で、多くは健康診断や人間ドックの胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で偶然見つかります。
多くの胃ポリープは良性であり、自覚症状もほとんどありません。しかし、種類によってはがん化の可能性を持つものもあるため、正確な診断と適切な対応が重要です。

食道がん

食道は、のど(咽頭)と胃をつなぐ管状の臓器で、体の中心に位置し、周囲には気管や心臓、大動脈、肺、背骨などの重要な臓器が存在します。食道の壁は、内側から粘膜、粘膜下層、筋層、外膜の層構造を持ち、周囲にはリンパ節が分布しています。
主な働きは、口から摂取した食物を胃へ運ぶことであり、重力と筋肉の動き(蠕動運動)によって送り込まれます。食道と胃の境界は逆流を防ぐ構造になっており、食道自体には消化機能はありません。

TOP