小腸カプセル内視鏡検査とは?
小腸は、全長が6~7mと長く、全消化管の75%を占める、体内で最も長い臓器です。胃カメラや大腸カメラでは小腸に到達できず、これまでは十分な観察が出来ませんでした。2007年にカプセル内視鏡が保険適応となり、小腸の詳しい検査ができるようになりました。
カプセル内視鏡検査とは、超小型カメラを内蔵した大きめのビタミン剤くらい(26mm×16mm)のカプセルを口から飲んで、胃や小腸を通過しながら画像を撮影する検査です。患者さまはカプセルを飲むだけで、苦痛なく小腸の観察を行うことができます。撮影した画像をもとに、小腸に病気がないかを診断します。